ｆｉｓｈｍａｎｓ（フィッシュマンズ）のＣＤ・ＤＶＤセット、３０作品・３４枚組になります。
内容は添付写真よりご確認ください。
結成から一時休止までの作品がとりあえず一通り入っています。
フィッシュマンズは１９８７年に結成されたバンドです。
ジャンルとしては「レゲエ」、特に「ダブ」を特徴としたサウンドに特徴があります。
「ダブ」は「ダビング」を語源に持つ音楽ジャンルで、エコーやリバーブなどのエフェクトを繰り返し施し録音することで、原曲とは全く異なる曲に変化させる、リミックスの元祖ともいわれるジャンル／テクニックのことを指します。
フィッシュマンズの曲も基本的にはオープンビートのレゲエ調の曲でありながら、ダブ化することでどのジャンルにも分類できない、唯一無二の「フィッシュマンズ」サウンドを創り上げています。
他の追随を許さないオリジナリティに溢れた音楽は海外でも高く評価され、アメリカ最大の音楽レビューサイト「Ｒａｔｅ Ｙｏｕｒ Ｍｕｓｉｃ」では「９８.１２.２８ 男達の別れ」が「ｔｏｐ ａｌｂｕｍｓ ｏｆ ａｌｌ－ｔｉｍｅ」において、日本のアルバム最高位の１８位に、また「Ｌｉｖｅ」部門では１位にランクインするという快挙を成し遂げました。
「静謐で内向的ながらグルーヴを感じさせる」「緊張感と高揚感をあわせ持つ」「独特の浮遊感とトリップ感を感じる」等、さまざまな言葉で語られるサウンドとなっています。
１９９９年３月にほとんどの楽曲の作詞・作曲とヴォーカルを担当していた佐藤伸治さんが死去し、一時は活動停止を余儀なくされました。
一人残ったオリジナルメンバーの茂木欣一さんは「東京スカパラダイスオーケストラ」に身を寄せましたが、そこで大きな名声を得ることになります。
メンバーに茂木欣一さんが在籍していたことからも分かるように、バンドの演奏技術は非常に高いです。
曲も他に較べられる対象が思いつかないほど独創的で、詩の独創性は曲を上回るほど。
「具体的にはなにも言っていないのに、誰もが共感できる」という、ある意味天才的な評価がなされています。
展開力も素晴らしく、３５分超１トラックというアルバムがありますが、この時間を破綻なく楽曲を展開・演奏できるバンドを国内では他に知りません。
商品はポリドールに移籍後あたりから収集を始めた同バンドのアルバム・シングル・マキシシングル・ベストアルバム・ライブアルバム等のセットになります。
佐藤伸治死去後に出されたいくつかのメモリアルアルバム以降は、収集を停止しています。
とても好きなグループで、ずっと所持していくつもりでしたが、最近はＣＤで聴く機会も激減しているため、興味のある方にお譲りできればと思い出品することにしました。
大切に扱ってきたので、そこまで状態が悪いとは思わないのですが、写真からよくご判断いただければと思います。
ユーズド品として納得いただける方のみ、ご入札願います。